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ルータ・スイッチ トラブル自己診断 4つの自己診断でどんなトラブルかを自己診断できる!

ルータ・スイッチ トラブル自己診断 目次

※機器の制限設定を行っていない状況での想定対処となります。
機器設定に何かしら制限設定が含まれている場合、SEへの確認を行ってください。

自己診断方法 1

電源が入らない・
入らない時がある

電源が入らない・入らない時がある

原因1
電源ケーブルを奥まで
挿し込めていない
電源ケーブルを奥まで挿し込めていない
対処方法1
電源ケーブルを
挿しなおす
一度電源ケーブルを抜き、もう一度挿し込みましょう。挿し込む際に抵抗感が強い場合、無理やり押し込まない様にしてください。電源コネクタ形状が違う恐れがある為、無理に押し込むと故障の原因となります。
原因2
本体の電源スイッチが
「オフ(O)」になっている
電源ケーブルを奥まで挿し込めていない
対処方法2
本体の電源スイッチを
「オン(I)」にする
Cisco機器には物理的な電源スイッチが搭載されているモデルがあります。
「I」がオンで「O」がオフです。「I」になっているか確認してみましょう。
原因3
電源ユニットが
奥まで挿し込めていない
電源ケーブルを奥まで挿し込めていない
対処方法3
電源ユニットを
挿しなおす
Cisco機器には電源が交換・増設ができるようにユニット化されているモデルがあります。
「ネジ留めタイプ」や「ツメでのロックタイプ」があり、何かの拍子に緩んでしまっている場合があります。「ネジ留めタイプ」であれば、電源ユニットを奥までしっかりと挿し込み、ネジを締めてください。「ツメでのロックタイプ」の場合、電源ユニットを奥までしっかりと挿し込むとパチッと音が鳴ったらOKです。(写真は「ツメでロックタイプ」です)
それでも直らない場合

機器本体の基盤不良や電源不良の可能性が考えられます。
初期不良保証又は機器保証期間内でしたら『保証対応』となりますので、 保証フォームよりご連絡下さい。

自己診断方法 2

有線LANを利用した
PC1台のみ利用できないが、
他のPCは利用できる

有線LANを利用したPC1台のみ利用できないが、他のPCは利用できる

原因
配線の劣化またはPCの故障
配線の劣化や断線があるとショートし使えなくなります。放置するとPCが壊れます。
配線理由の場合は早めに工事業者に依頼をしましょう。
対処方法
PCを入れ替えてみる

PC1の配線とPC2の配線を入れ替えてみます。入れ替え後の状態により不良の原因が異なります。

PCを入れ替えてみる

「配線A」に「PC 2(正常)」を接続して
不良が出た
→「配線A」が不良
「配線A」に「PC 2(正常)」を接続して
不良が出ない
→「PC 1」が不良
「配線B」に「PC 1(不良の可能性)」
を接続して不良が出た
→「PC 1」が不良
「配線B」に「PC 1(不良の可能性)」
を接続して不良が出ない
→「配線A」が不良
  • 機器が不良の場合は、修理・交換をしましょう
  • 配線が不良の場合は、配線をたどり状態を確認しましょう
  • また、配線の上に重い物を乗せないようにしましょう
  • 配線を無理に引っ張っている場合は配線を延長しましょう

自己診断方法 3

オフィス内の1グループのみ有線LANが利用できない
他のPCは利用できる

オフィス内の1グループのみ有線LANが利用できない 他のPCは利用できる

原因
配線の劣化またはHUBの故障
配線の劣化や断線があるとショートし使えなくなります。放置するとPCが壊れます。
配線理由の場合は早めに工事業者に依頼をしましょう。
対処方法
HUBを入れ替えてみる

HUB1とHUB2を入れ替えてみます。入れ替え後の状態により不良の原因が異なります。

PCを入れ替えてみる

「配線A」に「HUB 2(正常)」を接続して
不良が出た
→「配線A」が不良
「配線A」に「HUB 2(正常)」を接続して
不良が出ない
→「HUB 1」が不良
「配線B」に「HUB 1(不良の可能性)」
を接続して不良が出た
→「HUB 1」が不良
「配線B」に「HUB 1(不良の可能性)」
を接続して不良が出ない
→「配線A」が不良
  • 機器が不良の場合は、修理・交換をしましょう
  • 配線が不良の場合は、配線をたどり状態を確認しましょう
  • また、配線の上に重い物を乗せないようにしましょう
  • 配線を無理に引っ張っている場合は配線を延長しましょう

自己診断方法 4

PC全台の有線LANが利用できない

PC全台の有線LANが利用できない

トラブル原因の可能性が広範囲になりますので、可能性が高いものから順に対応していきましょう。ほとんどのケースが1~8で起こるトラブルです。
落ち着いて、まずは1から順番に対応しましょう。

1 原因 ルータの電源が抜けている
対処
方法
ルータの電源を入れる
設置時にケーブルが引っ張られて抜けてしまう場合があります。 トラブルが起きた際、まずは電源の確認を行いましょう。
2 原因 ONUの電源が抜けている
対処
方法
ONUの電源を入れる
設置時にケーブルが引っ張られて抜けてしまう場合があります。 トラブルが起きた際、まずは電源の確認を行いましょう。
3 原因 ルーター機器のステータス異常、または、故障
対処
方法
ルータのランプ確認
ルータを再起動してみましょう。または新たなルータに入れ替えてみましょう。
4 原因 ONU機器のステータス異常、または、故障
対処
方法
ONUのランプ確認し、NTT116に連絡する
ONUの故障はNTTに確認をしていただく必要があります。
NTT東日本はこちら NTT西日本はこちら
5 原因 プロバイダのトラブル
対処
方法
グローバルIPアドレスが取得できているかを確認
プロバイダのホームページで障害が起きていないか確認しましょう。
6 原因 ONU⇔ルーター間における、LANケーブルの不良
対処
方法
ルーターのWANポートランプを確認
ランプが消えている場合はLANケーブルを挿しなおしましょう。 もしくは、新たなLANケーブルに交換しましょう。
7 原因 NTT内の障害発生、ビル内の障害発生、
料金未払いのためトラブル発生
対処
方法
NTTに連絡しましよう
障害情報やお支払情報を確認しましょう。
NTT東日本はこちら NTT西日本はこちら
8 原因 機器本体の設定エラー
対処
方法
SEに連絡する
機器のシステムログ(エラーログ)が取れる様であれば、
ログも併せてSEへ連絡しましょう
それでも直らない場合

機器本体の基盤不良や電源不良の可能性が考えられます。
初期不良保証又は機器保証期間内でしたら『保証対応』となりますので、 保証フォームよりご連絡下さい。

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